価格は「安さ」ではなく、医療の責任を見えるようにしたもの

歯科治療の価格は、単なる「安い/高い」を比べるための数字ではありません。医療における価格とは、どのような判断を行い、どこまでの工程と責任を負うかを示すものです。
特に銀座院では、一般的な条件では成立しない難症例を前提として、価格と治療の設計を考えています。
銀座院では、価格を
- どこまでを標準として含めるのか
- どこからが症例条件によって変動するのか
この2点を曖昧にせず、診断と同時に共有することを重視しています。
後から条件が変わり、後から費用が増える。そうした不透明さを前提とした価格設計は行っていません。
◆銀座院における代表的な治療費
以下は、銀座院で実際に提示している初診から治療完了までを一連で捉えた料金体系です。
「後出し請求」を防ぐため、価格を治療工程ごとに分解し、構造として可視化しています。
インプラント治療(1本
銀座院の治療の中核となる料金体系です。
標準で含まれるもの
- 初期診断・検査(CT撮影・口腔内診査)
- 治療計画立案
(※骨・咬合・全身状態を含む三次元評価) - 外科手術・インプラント埋入
- 基本的な術後管理
標準料金範囲(税込) 583,000円~704,000円
治療期間目安 3〜6カ月
通院回数目安 5〜12回
※症例条件により、骨造成などの追加処置が必要となる場合があります。
(詳細は診断時に説明します)
| 項目 | 内容 | 料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初期診断・検査 | CT撮影・口腔内診査・診断 | 治療費に含む | 初診時に実施 |
| 治療計画立案 | リスク評価・工程設計 | 治療費に含む | 書面で説明 |
| インプラント埋入手術 | 外科処置・インプラント体 | 583,000円〜704,000円 | 症例条件により変動 |
| アバットメント | 中間構造部材 | 99,000円〜 | 材質により異なる |
| 上部構造(被せ物) | セラミック等 | 110,000円〜220,000円 | 種類・設計により変動 |
| 術後確認・基本管理 | 術後チェック | 治療費に含む | 定期確認 |
補綴(被せ物・つめ物)
インプラントの上部構造を含む、補綴部分の料金です。
つめ物(1歯) 13,200円〜104,500円
かぶせ物(1歯) 38,500円〜220,000円
通院回数目安 2〜3回
期間目安 2週間〜1カ月
※材質・設計内容により費用が異なります。
All-on-4(片顎)
多数歯欠損に対し、少数本のインプラントで全体を支える治療法です。
All-on-4(片顎)
3,080,000円〜4,180,000円(目安・税込)
※症例条件・診断結果により費用に幅があります。
※難症例では設計・工程が大きく変わるため、事前診断を必須としています。
| 項目 | 内容 | 料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初期診断・検査 | CT・全体評価 | 治療費に含む | 事前診断必須 |
| 治療計画 | 咬合・構造設計 | 治療費に含む | 症例ごとに設計 |
| 外科手術 | インプラント埋入 | 治療費に含む | |
| 仮歯 | 即時仮歯 | 治療費に含む/別途 | 条件により異なる |
| 最終補綴 | 上部構造 | 治療費に含む | 材質により変動 |
| All-on-4(片顎) | 一式 | 3,080,000円〜4,180,000円 | 症例条件により変動 |
◆その他の関連費用(必要な場合のみ)
症例条件に応じて発生する代表的な費用例です。
仮歯費用:39,600円〜(参考)
インプラント二次手術:52,800円〜
アバットメント(中間部材):99,000円〜
各種補助処置(CT追加撮影・精密診査等):必要に応じて
※いずれも診断時に必要性と金額を明示します
| 項目 | 内容 | 料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 骨造成・再生療法 | GBR等 | 症例により提示 | 診断時に説明 |
| 二次手術 | 状況により実施 | 52,800円 | 必要時のみ |
| 仮歯(単独) | 治療過程用 | 39,600円 | |
| 特殊補綴設計 | 咬合・審美配慮 | 別途見積 |
◆価格の構造|何が含まれ、何が条件となるか
医療費は、単なる総額表示では理解できません。銀座院では、治療費を次のように整理しています。
標準で含まれるもの
- 初期診断・検査
- 治療計画の立案
- 外科処置
- 補綴装着
- 基本的な術後管理
症例条件により追加説明・加算となるもの
- 骨造成・再生療法
- 全身疾患への対応
- 特殊な補綴設計
- 長期安定を目的とした追加処置
これらはすべて、初診時の診断段階で説明し、同意を得たうえで価格を確定します。
診断後に条件を追加し、費用だけが後から増えることはありません。
◆なぜ一律価格にしないのか
一見すると、「一律で安く見える価格表」は安心に見えるかもしれません。しかし、難症例を扱う医療において、一律価格は次のリスクを含みます。
- 症例条件の違いが反映されない
- 必要な工程が省略される可能性がある
- 後から追加費用が発生しやすい
銀座院が価格を一律化しない最大の理由は、難症例では、判断そのものが治療結果を左右するからです。
骨の量や質、咬合バランス、全身状態。これらの組み合わせ次第で、同じ「インプラント1本」でも必要な工程とリスク管理はまったく異なります。
銀座院では、治療行為以上に、判断と設計に時間と責任を割いています。そのため、変動性を前提とした料金体系を採用しています。
◆価格に関するよくある不安への回答

患者さまが価格で不安を感じるのは、主に次の点です。
- 最終的にいくらになるのか分からない
- 追加費用が後から出るのではないか
- 何が含まれていて、何が別なのか
これに対し、銀座院では次を徹底しています。
- 含まれる範囲を最初に明示する
- 条件次第の費用は診断時に説明する
- 価格表は「参考」ではなく説明の基準とする
結論として銀座院では、診断時に「ここまでは確定」「ここからは可能性」と線を引き、その範囲を超えて費用が増えることはありません。
銀座院では、判断を誤らないことに対して、正直な価格を提示することを選んでいます。難症例を扱う医療だからこそ、価格もまた、判断と責任を背負った情報であるべきだと考えています。
